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    Title: 多様な学習者に適した日本語学習教材―ラジオ日本語講座を例にして
    Other Titles: Japanese teaching materials suitable for various Japanese learners: With a radio course as an example
    Authors: 孫寅華
    Contributors: 淡江大學日本語文學系
    Date: 2012-08
    Issue Date: 2012-08-15 18:09:56 (UTC+8)
    Abstract: 台湾ではグローバル化への対応として、国民の全体的な外国語能力向上を目指した各種のプログラムを実施している。そうした政策の中、発表者は、ふだん勤務先の大学で日本語教育に携わる傍ら、2002年から社会教育の一環として、台湾の国立ラジオ局(国立教育広播電台)でおこなわれている社会人向けの放送教育を支援し、日本語教育のラジオ講座を開くことになった。以来十年にわたって、『おはよう日本語』という日本語教育ラジオ番組を続けてきているのである。こうした中、社会教育の日本語教育と学校教育での日本語教育とは、どこに共通点があるか、違いがあるとすれば、それぞれ何に重点を置くべきかとよく考えるようになった。周知のとおり、そもそも大学教育においての日本語教育は大学内での教育目標があって、それを達成するために施される教育のことを大学教育というのである。では、一方、社会教育でもそれなりの教育目標を立てられるであろう。日本語教育の立場から考えると目標言語の習得という点ではどちらも同じであり、大学教育でも社会教育でも目標言語目標達成という点では一致していると言えよう。
           では、何が違っているのか。クラッシェン(S.Krashen)の自然順序性仮説では大人でも子供でもどこで誰に教わっても学習者の習得プロセスは同じであるという仮説がある。こういう仮説が本当であれば、年齢に応じて習得プロセスに合った教材や教授法をとることが不可欠であると言えるであろう。
     また、論者が教育現場でしばしば興味深く感じさせられたのは同じ教材を使って同じ教師がする授業でありながら、大学教育の場合と放送講座の場合とでは、学習者の反応、いわば学習フィードバックが全然違う場合がしばしばあるという点である。本発表ではこうした大学教育の場合と放送講座の場合の各授業実践と学習者の反応を比較しながら、学習者に適した日本語教育の教材と教授方法の問題について論じたい。
    Appears in Collections:[日本語文學系暨研究所 ] 會議論文

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