日本語関係人文系研究の質的研究におけるテキストマイニング手法の応用と課題

doi:10.6183/NTUJP.202006_(39).0005

機構典藏 > College of Foreign Languages and Literature > Graduate Institute & Department of Japanese > Journal Article > Item 987654321/120520

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Title:	日本語関係人文系研究の質的研究におけるテキストマイニング手法の応用と課題
Other Titles:	文本探勘用之於日語相關人文類研究方面的質性研究應用與課題
Authors:	落合由治
Keywords:	日本語;人文系研究;テキストマイニング;質的研究;応用
Date:	2020-06
Issue Date:	2021-04-16 12:10:55 (UTC+8)
Abstract:	現在までの日本語に関わる研究では、計量言語学的手法は計量言語学的分野や課題に限定され、他の日本語学研究領域では、データマイニング（テキストマイニング）技法の応用はかなり限定的なものであったが、コーパスや電子データが普及したことで、それらを利用した研究の動きが始まっている。本論文では第三次AI技術での重要部分である自然言語処理の一分野である、データマイニング手法を言語資料に適用して有意義な資料を取り出すテキストマイニング技法を取り上げて、日本語学および日本語教育等の日本語関係人文系研究の質的研究への応用を試みてみた。その結果、質的分析は、逆にテキストマイニングを使った量的分析を手掛かりにして、テクストに含まれている多様で重層的な意味空間（文脈のまとまりを作る質的な意味関係の集合）の層をたどることが可能になることがわかり、テキストマイニングの導入で、より多様性と客観性のある成果に繋げる道が開かれることが明らかになった。
Relation:	台大日本語文研究 39, 頁101-130
DOI:	10.6183/NTUJP.202006_(39).0005
Appears in Collections:	[Graduate Institute & Department of Japanese] Journal Article

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